腰痛にいいというトゥルースリーパーですが、口コミなどでへたりやすいという声を聞くと思います。
トゥルースリーパーは、低反発マットレスなので高反発マットレスと比べるとどうしてもへたりやすくなってしまいます。
そこで、
- トゥルースリーパーがへたりやすい理由
- へたってしまった場合の対策
- へたらないためのお手入れ方法
について詳しく解説します。
目次
トゥルースルーパーがへたりやすい理由
低反発マットレスであるトゥルースリーパーがへたりやすい理由を詳しく解説します。
跳ね返す力が弱いのでへたりやすい
トゥルースリーパーなどの低反発マットレスは、体のラインに沿って沈み込みしっかりフィットします。
しかし、体重がかりへこんだ部分を元に戻すチカラが弱いので、へたりやすくなります。
逆に、高反発マットレスは、跳ね返す力が強く、体重がかかってもすぐに元に戻るので、あまりへたりません。
なので、体重が重い方はこちらのほうがおすすめです。
湿気に弱い
トゥルースリーパーは、ウレタンでできています。
ウレタンは水に弱い上に、通気性が悪く、汗などの湿気がこもりやすくなり、どうしてもへたりやすくなってしまうようです。
トゥルースリーパーは起きられなくなったら寿命!?買い替え時は?
トゥルースリーパーの寿命と買い換え時について解説します。
トゥルースリーパーの寿命は?
トゥルースリーパーの寿命は、SNSを見てみると、1年で寿命が来たかたもいれば、3~5年もっている方もいました。
平均してみると2~3年ぐらいのようです。
トゥルースリーパー使ってると夜中に起きない………?3年くらい使ってるワイ、2時間とか3時間置きくらいに起こされるんだが?寿命?
— ⚠️明日誕生日⚠️ (@mszfjt777) April 8, 2020
https://twitter.com/Shunji_pnd/status/1147664285461467137
長持ちさせるには、
- 定期的に上下左右を入れ替える
- 陰干しや家の中の風通しの良い場所で干しておく
などをこまめにすると、長持ちしいつまでも心地よく眠ることができます。
トゥルースリーパーの買い替え時はいつ?
自分で使ってみて、
- へたりが目立つようになってきた
- 起き上がるのがしんどくなってきた
- 全体的にへこんだ部分が戻らなくなってきた
と感じるようになってきたら買い替え時だと思います。
へたりがひどくなると、起き上がるのが大変になったり、寝返りを打つのが大変になって、腰痛がより悪化してしまう可能性があります。
なので、へたりがひどくなったと感じたらすぐに、新しいものを使うようにしましょう。
トゥルースリーパーが変色してくるけど問題は無いのか?
トゥルースリーパーを使っていると、黄色く変色してきます。
公式サイトによると、
マットレス本体は紫外線や空気中の窒素酸化物により、徐々に黄色く変色しますが、品質には問題はありません。
とのことで、使い続けても問題はないようです。
ただ紫外線にも弱いので、干す際も、直射日光には当てないようにしましょう。
トゥルースリーパーをへたりにくくする方法
トゥルースリーパーをへたりにくくし、長持ちさせる方法を紹介します。
上下裏表を入れ替える
同じ面でずっと寝ていると、へたった部分が戻りにくくなります。
なので、上下裏表を入れ替えて使うことにより、へたった部分が押し戻されて、長く使えるようになります。
こまめにお手入れをする
ウレタンは水や直射日光に弱いので、こまめ陰干しをすることをおすすめします。
へたりやすくなるので、直射日光には当てないようにしましょう。
まめに干すのが難しい方は、ソファーに掛けておくなど、風通しの良い所においておくだけでも効果があります。
こまめにお手入れをすることで、長く使うことができます。
詳しいお手入れ方法はこちらの記事がおすすめです。
トゥルースリーパーがへたってしまった場合は?
トゥルースリーパーを購入して1年以内にへたってしまった場合は、交換保証を利用することができます。
1年無料保証で交換する
トゥルースリーパーは、1年無料保証があります。
取扱説明書によると、
取扱説明書、本体貼付ラベル等の注意書に従った仕様状態で、深さ2cm以上の明瞭な凹みが復元しない場合は、保証期間内に限り、無償交換いたします。
とあります。
普通に使用して、1年以内に2cm以上へたった場合は、無料で新品と交換できます。
もし、短期間でへたっても安心ですね。
トゥルースリーパーの2年保証について
トゥルースリーパーを公式サイトで買う際、一緒に1年延長保証(1,700円)を買うと、保証期間が2年間になります。
補償内容は1年保証と同じになります。
へたりが心配な場合は、一緒に買っておくと安心ですよ!
トゥルースリーパーは下取りしてくれるのか?
調べてみたら、以前に下取りキャンペーンを行っていたようでしたが、現在は行っていないようでした。
トゥルースリーパーの捨て方について詳しく解説
トゥルースリーパーの捨て方について詳しく解説します。
細かく切りゴミ袋に入れて捨てる
トゥルースリーパーを細かく切って、ゴミ袋に入れて普通のゴミとして捨てる方法があります。
費用もかかりませんし、手軽にできるのでおすすめです。
ただし、燃えるゴミなのか、燃えないゴミなのかは、自治体によって違うので確認してから捨てるようにしましょう。
粗大ごみとして捨てる
粗大ゴミとして出す場合は、自治体に連絡して指定された場所に捨てます。
手数料に関しては、連絡した際に確認しましょう。
購入店舗に処分してもらう
新しくマットレスを買った際に、不要品を引き取ってもらえる場合があります。
無印良品・IKEA・ニトリ・ナフコでは、同種同サイズのマットレスであれば引き取ってもらえるようです。
ただし、有料の場合や店舗でのみという場合があるので、事前に確認しましょう。
廃品回収業者に頼む
廃品回収業者に頼むと、家まで取りに来てくれたり、事前に見積もりをしてくれたりするので便利です。
ただし、
- 追加料金の請求
- 押し買い行為
などを行う悪徳業者もいるので注意が必要です。
引っ越し業者に依頼する
引っ越しの際は、不要品を引っ越し業者に処分してもらうこともできます。
対応していないものもあるので、事前に業者に問い合わせて確認しましょう。
知り合いなど貰ってくれる人を探す
比較的新しくて、汚れが目立たない場合は、知り合いなど貰ってくれる人に譲るという方法があります。
フリマアプリやリサイクルショップで売る
メルカリなどのフリマサイトに出品したり、リサイクルショップに持ち込んだりして売る方法があります。
ただし、状態が良くないと買い取ってもらえない場合があるので、注意しましょう。
ゴミ収集センターに持って行く
粗大ゴミを、最寄りのゴミ収集センターに自分で持ち込む方法があります。
自治体によっては、事前予約が必要だったり、持って行った際身分証の提示が必要だったりするので各自治体に確認しましょう。
ウレタンマットレスを再利用できるのか?
マットレスのへたっていない部分を再利用する方法を紹介します。
ペット用のマットレスにする
ペットの大きさやゲージの大きさに合わせて、マットレスを切り、カバーを付けると、ペット用のマットレスになります。
座布団にする
マットレスを好きな大きさに切り、カバーを付けると座布団になります。
椅子に敷くなど、用途に合わせて、自分の好きな大きさにカスタマイズできるのでおすすめです。
トゥルースリーパー以外のマットレスの寿命を調査しました
トゥルースリーパーとよく比較される、他社のマットレスの寿命を調査しました。
エアウィーヴ
エアウィーヴの平均寿命は、通常のマットレスと同様5年ほどです。
口コミですぐへたるというというものが多いのは、2015年以前に販売されたもので、
2016年以降に販売されたものには、そのような口コミはほとんど無いようです。
現在は、マットレスとしては長めの3年保証がついています。
モットン
モットンは公式サイトでは10年もつと言われています。
8万回の耐久試験に耐えるほどの耐久性を持っているためです。
10年間使用しても3.9%しかへたらないという試験結果が出ているので、マットレスの中でも長持ちする方だと思います。
また繰り返しの使用でも復元率96%という試験結果が出ています。
返金保証は90日間となっています。
雲のやすらぎ
雲のやすらぎの寿命は、メーカーによると3年程度のようです。
耐久性については、
8万回の圧縮試験でもへたりにくいとのことなので、お手入れしながら使えば3年以上持つ可能性もあります。
返品保証などはついていませんでした。
エムリリー
エムリリー公式サイトによると、
日本国内での8万回のJIS規格耐久試験でも復元率98.9%以上を実証しております。これは長年使ってもつぶれやヘタりが少ない事を表す数値です。耐久性を誇り、安心してご利用いただけます。※8万回は寝返りする平均回数(約25回)を約8年間繰り返したことを想定。
とのことで、8年間は持つ計算になります。
品質保証については、3年間になっています。
まとめ
トゥルースリーパーなどの低反発マットレスは、へたりやすいですが、
こまめにお手入れをすれば長持ちします。
もし普通に使用して、1年以内の2㎝のへこみができたら交換してもらえます。
トゥルースリーパーがへたらないようにするには、上下裏表を入れ替えて使ったり、
こまめに陰干しをしたりすることで、長く使うことができます。
使えなくなったトゥルースリーパーの捨て方については、
- 細かく切ってごみ袋に入れて捨てる
- 粗大ごみとして捨てる
- 廃品業者や引っ越し業者に依頼する
- 新しくマットレスを買った時に、引き取ってもらう
- フリマアプリやリサイクルショップで売る
- 知り合いに譲る
などがあります。
また、いらなくなったトゥルースリーパーは、座布団などに再利用することができます。
トゥルースリーパーは、きちんと日々メンテナンスすれば、長く使えます。
腰痛などに悩んでいる方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?